当社の前身である兜木製作所は1935年に東京浅草で万年筆のペン先メーカーとして創業しました。しかし時代とともに万年筆は使われなくなりましたがペン先加工で培った小型プレスでの技術は昭和37年から着手し始めた金網フィルターの製造に大いに役立ちました。当初はエアコンや冷蔵庫等の冷媒ガス流路内のフィルターが売上げの大部分を占め国内シェアは70%を占めていました。現在は社名がカブトギ工業に変わり売上の50%が自動車用、30%がエアコン用、他が油圧回路内等にご使用いただいています。海外展開については、中国、タイ、ベトナムへの視察を続けており、海外進出へ向けての体制整備に取り組んでいます。